弊社は150を超える商業施設の運営に関わり、販売支援、売上管理、施設PR業務、新規事業戦略立案などの実績を挙げてきました。これら商業施設でのノウハウを活かし、地方創生・活性化に関わる業務を拡大して参りました。また、弊社と「地方創生・地方の魅力再発見」で有名なメディア『Discover Japan』で地域ブランディング協会を立ち上げ、会員企業、クリエイター、有識者を巻き込み、多くの地方創生に関するブランディング、ワークショップ、戦略策定を実施しています。
地域及び自治体のニーズは幅広く、短期間で実績を出して地域の皆さんに引継ぎ自走していただくためには、実現の可否が曖昧で難しい言葉や複雑な業務を残すようなコンサルティングではなく、事業の目的を見失わず、希望される着地点に到達させるためのプロデュースが大切だと私たちは考えております。EASTは、自治体及び地域の皆様とのコミュニケーションを密に行い、皆様と同じ目線で課題の解決に努めます。
京都館プロジェクト2020
自治体のアンテナショップの先駆け的存在である京都市のアンテナショップ・京都館。現在、移転再開を目指す京都館では、京都の地域経済や伝統文化に寄与する各種プロジェクトを官民連携で進めている。企画段階から新たな京都館の在り方や立地について、京都市と関係者、さらにクリエイターや専門事業者、そして多くの京都ファンを巻き込むオープン・イノベーション形式で構想をサポート。京都の伝統工芸についても今後の新展開についてディスカッションを行い、さまざまなプロジェクトを展開。
琉球列島周遊ルート商品造成及び情報発信事業
観光庁認定の広域観光周遊ルートのひとつである「Be.Okiniwa琉球列島周遊ルート」を造成するため、列島周遊モニターツアーを実施。その結果より旅行商品を構築し、情報訴求のためのWEBサイト「Be.Okinawa Island Link」を制作。内閣府沖縄総合事務局と沖縄県庁の共同事業で、継続的な商品開発と情報発信を実施する。WEBサイトの役割は、ルートを紹介することではなく、どんな魅力が、どこにあって、どのように行くことができるのか、を利用者が理解できることとした。
菊鹿ワイナリーブランディング業務
熊本県山鹿市菊鹿町相良地区、国の特別天然記念物に指定されているアイラトビカズラの自生地近くの農地跡約4.8haで開発が進む「菊鹿ワイナリー構想」の新規開業をサポート。「菊鹿ワイナリー構想」は、山鹿市と熊本ワイン、山鹿市菊鹿町相良地区で、熊本ワインの「菊鹿」シリーズのブランド力を最大に生かした農業振興と新たな観光拠点化を目指したプロジェクト。同地区でワイン醸造所や地産品ショップ、販売型施設、観光連携施設など包括的にプロデュース。
訪日外国人旅行者向けマナー動画作成による効果検証事業
沖縄県を訪れる訪日外国人観光客の増加に伴い、諸外国と日本のマナーの違いにより施設や地元住民が混乱する事例も増加。そこで、主要9項目のマナーについて多言語のアニメーション動画を制作。空港や港でのモニター放映をはじめ、観光協会、商業施設、ドラッグストアなどの各事業者に動画DVDを配布し、各所で改善を図る取り組みを実施。また、マナー動画の放映が日本初であったため、放映後の効果検証を実施し、他県展開時の事例とする。
観光戦略推進業務
福岡県田川郡添田町の観光戦略推進業務をサポート。添田町の観光資源を活用した滞在型の「稼ぐ観光」を実現するため、組織設立(DMOそえだ)を念頭に置いた委託業務。着地型観光商品の開発、観光ウェブサイト制作、添田町観光施設の活用などを支援。また、1泊2日の添田町モニターツアーを開催し、旅において重要となる「食」というコンテンツのポテンシャルを探るとともに、継続的に運用していくための現地での協力者を募ることを目的とした。
観光インバウンド社会実験実施業務
成田空港からほど近い千葉県香取市。情緒豊かな街並みの中に古民家を改装した宿が開業するなど、観光振興が進む同所にて、インバウンドの実証実験としてフランスや中国など5カ国の方を招待し、モニターツアーを実施した。ツアー参加者には、古い町並みが続く景観や食事、グランピングなどのアクティビティが好評で、それらの意見を参考にインバウンド対策のプランニングを行った。その後、訪日外国人向けにコンパクトサイズのパンフレットを作成。
外国人観光客ニーズ調査及びプロモーションプラン提案事業
宮崎県との定期航空路線を有する国・地域(韓国、台湾、香港)と我が国の訪日外客数トップの中国からの更なる誘客を図ることを目的に、各市場に対しニーズ調査を行い、初めて、または何度も訪れてもらえるためのプロモーションの構築に資するプランニングを実施。海外におけるターゲットへのWeb調査に加え、九州の空港でアンケート調査を実施し、調査結果を踏まえ、宮崎県がターゲット国の訪日観光客を誘客するためのプロモーションプランを策定。
地域資源を活用した博多部エリア観光モデル事業
福岡市では、近年の外国人観光客増加等を契機として、地域の特性や地域資源を最大限活かし、インバウンド需要を地域に取り込んで行くことを目指して、エリア観光の推進に取り組む。エリア観光推進のモデル事業として、博多部エリア(福岡市博多区の大浜地区、御供所地区、奈良屋地区、冷泉地区全域を含むエリア)において、インバウンドを対象に、マーケティングから新たなコンテンツ・プレイヤーの創出、効果検証までの一連のサイクルを実施する。